アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは、インド古来の伝統医療と生理学に、哲学や心理学、精神哲学の要素を摂り入れた人類最古の医学です。心身に自然本来のバランスを取り戻し、内から溢れる活力を与えます。
スリランカには、ホディ(身体)、マインド(心)、ソウル(魂)を総合的に癒す、独自のアーユルヴェーダがあります。伝説によると、紀元前6世紀にインドから渡来し、国を初めて統治したヴィジャヤ王が、専属の医師と共にスリランカへアーユルヴェーダを広めたと伝えられています。

生命の科学

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古来から伝わるアーユルヴェーダは、サンスクリット語の「アーユ(生命)」と「ヴェーダ(知識)」に由来しています。心と身体全体の健やかさを求めるアーユルヴェーダは、「生命の科学」なのです。

アーユルヴェーダの大切な概念は、トリ・ドーシャ(三つのエネルギー)です。人は、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カファ(地)の三つのエネルギーの集合であり、そのバランスによってその人の特質が決まると言われています。ヴァータ型は細身でエネルギー溢れ、ピッタ型は情熱的で目的志向であり、カファ型は几帳面で面倒見がよいと言われています。
アーユルヴェーダは、このエネルギーのバランスを整え、本来の健康を取り戻すことを目的としています。

さまざまな施術

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症状や治療のプロセスによってさまざまな施術が行われます。

○スウェダーナ:下に薬草が敷き詰められたベッド型のサウナに寝そべり、蒸しかえる薬草の蒸気で汗と一緒に身体の老廃物を排出する施術です。
○ビッチチルは、薬草のオイルを潤沢に肌になじませながら行うマッサージです。全身のつぼや間接を柔らかにもみほぐす療法士達の手と、滑らかで香り高いオイルが肌を滑る感触は、まるで王女であるかのような贅沢な体験です。
○シロダーラ:薬草のオイルを重要なつぼである第三の目(ひたいの中央)へ滴らせる施術です。30分間ゆったりとその感触を楽しめば、日頃のストレスや頭痛がすっきりと消えてゆきます。

この他にも、医師と相談の上、ガンドゥーシャ(薬草でのうがい)、アクシターパーナ(瞳のケア)、カマプーマ(耳のケア)、シロヴァスティ(頭部のオイルマッサージ)、そしてカティ・バスティ(背中のオイルマッサージ)などの施術が受けられます。

身体の内側から綺麗にする「食」

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アーユルヴェーダ・スパでの食事は、スリランカの豊かな大地が育んだ新鮮な野菜や薬草が中心です。身体を内側から改善する伝統医療は、食を甘味、酸味、塩味、辛味、渋味の6つに分け、毎食これらの味覚すべてを味わうことにより、良い栄養バランスが達成できるとしています。また、食べ過ぎや消化不良はエネルギー(ドーシャ)の不均衡につながるため、適切な量の食事を、適切な時間にとることを勧めています。

アーユルヴェーダとは、ゆっくりと時間をかけ、少しずつ改善を図るもの。ご帰国後も日本で続けていただけるよう、是非療法士やスタッフに食事や生活習慣などについてご相談ください。